top of page

備瀬 善勝

戦後の沖縄音楽をバックアップしてきた重要人物の一人。

沖縄市に本店を置くCDショップ、キャンパス・レコードを経営する傍ら

普久原恒勇、知名定男らの作品に詞を提供してきた。キャンパスは、佐渡山豊ら沖縄フォークの重要な拠点でもあった。

ンナルフォン・レーベルなどのCD制作も統括(過去のプロデュース作品としては「丘の一本松」「十九の春」ほか)。かつての沖縄フォーク・ブームとも深く関わり、沖縄歌謡史の生字引的存在。
1000曲以上のプロデュースのほか100曲以上の作詞・作曲を手掛ける。

キャンパスレコードとは
正式名称は『有限会社キャンパス』音楽CDの小売のほかに

島唄を中心にしたCD製作、

コンサート企画、アーティストマネージメントを主な業務としている。また、"01年11月1日より、音楽出版業務もスタート。弊社への琉球民謡に関する問い合わせが、有線放送、マスコミ各社から多数寄せられます。
ちなみに、代表者のビセカツは島唄のプロデュースや作詞、原稿なども手がけております。

キャンパス レコードの歴史
1970年にビセカツの友人、故・竹中労(ルポライター、よろず評論家)が船(大島運輸)で大量のアングラレコード(今で言うインディーズ?)を持ち込んだことに端を発する。


当時、沖縄にはアングラレコードの代理店が無かったためこれを機会にと、アングラレコードの2大レーベルであるU.R.C(関西系)、エレックレコード(関東系)、それにマルフクレコードの琉球民謡販売委託を受け、琉球銀行諸見里支店前の10坪足らずの店舗で『キャンパスレコード』として営業を開始しました。(ちなみに店名の命名者は画家の與那覇朝大氏です).。その頃はフォークソングブームで、高石友也、岡林信康、高田渡などの人気が高く、竹中の持ち込んだレコードは飛ぶように売れました。

BCY ンナルフォンレーベルとはキャンパスが主催する島唄レーベル。ビセの学生時代からの親分、現琉球民謡協会理事長の金城実氏のLP『時代~金城実戦中戦後をうたう~』(81年作品)を製作発売した時に物心両面から、金城師匠の援助を受け立ち上げました。レーベル名は金城の若い頃のあだ名「ンナルー」(手ぶら、身ひとつという意)からとりました。

BCYはビセの屋号「備瀬屋」のもじりです。

 

bottom of page